ひめじ おれんぢ プロジェクト
世界アルツハイマーデーに世界文化遺産の姫路城を
認知症啓発カラーのオレンジ色にライトアップします。
ひめじ認知症啓発協議会
活動実績
What’s おれんぢ Project
姫路城をなぜオレンジ色にするのか?
夕暮れの柿の深くて豊かな柿色を苦心の末再現した柿右衛門の赤絵は大いに世界を驚かせ、日本の磁器が世界に輸出されることになった陶工柿右衛門の赤絵磁器にちなんで、オレンジを認知症のシンボルカラーとして「日本から世界に発信していこう」ということから、9月21日の世界アルツハイマ-デーに日本各所でオレンジのライトアップが開催されています。
ひめじ認知症啓発協議会の活動の目的
わが国は、類をみない「超高齢化社会」に突入しました。それにともない、「認知症」を発症する方が、これまで以上に確実に増加します。つまり、「認知症」は、私たちにとって大変身近な病気であり、重大な生活課題にもなってきているのです。
こうしたことから、「認知症」について正しく理解し、差別や偏見をなくして「認知症」の早期発見・早期診断につなげていくとともに「認知症」のご本人やその
ご家族が安心してこれまでと同様に自宅で、そして地域で暮らし続けることができるような支援を行えるようになることが、とても重要になっています。
姫路市においても、地域の皆さんが、「認知症」になられたご本人やそのご家族のために、自分のできる範囲で支援ができる応援者(サポーター)になっていただくための「認知症サポーター養成講座」等、様々な啓発活動が推進されています。こうした活動が、より身近な生活に定着するためには、行政による働きかけだけでなく、当事者から一般市民・企業まで多様な参画による、市民全体・地域全体の課題として、自分たちの事として、一緒に参画できる啓発活動が必要です。
そこで、私たちは、認知症に関わる様々な人が共に集い、社会での不安感、孤立感を解決し、すべての人が心豊かに安心して暮らせるよう、一人でも多くの方に「認知症」について正しい理解を啓発することを目的として、様々な業種の企業・法人有志の参画・協働により「ひめじ認知症啓発協議会」を設立し、活動しています。